推薦状

Home  /  推薦状

皆さんの声

私たちのプログラムの価値は、絶えず力強い反応をいただいていることにも証明されています。

ここに集めたのは、ニコニコ大使たちや東北地方の人々の声です。

もちろん、たくさんの写真にあるように、多くの人々の笑顔もその一部です。

あるショーの後、一人の父親が涙ぐみ、言葉に詰まりながら語ってくれました。母親が行方不明になって以来、初めて、娘が笑顔をみせてくれたと。

6年生を受け持つ先生が深々とお辞儀をしながら感謝してくれ、それから私たちの腕の中で泣きだしました。生徒たちが震災以来初めて、笑ったり、とにかくなんらかの感情を顔に表してくれたと言いながら。

_____________________________________________

私は「魔法はいたる所に存在している」と考えています。あらゆるものの中に、特に子供たちの中に、潜在的な魔法の力を見ることができます。先の東日本大震災は、目に見えない何か、自尊心や自信、安心感などを、子供たちから奪い去ってしまいました。ニコニコ大使プログラムは、あらゆる年齢の子供たちが、本来持っている魔法の力を発揮し、再び自信と自尊心、夢を取り戻し、前へ進んでいけるよう力づけることを目指しています。私の友人であるガイを、ニコニコ大使として迎えることを大変嬉しくに思います。皆さまも参加して下さることを願っています!!

セロ · タカヤマ

世界的に有名なマジシャン, ニコニコ大使

_____________________________________________

音楽と笑いは、どちらも心の奥底に響くもの。けれど、それが忘れられていることも多い。

2011年3月11日からしばらくの間、人は皆、音楽なんか聞いてる場合じゃないと言っていた。

けれど、私はラジオで音楽を流し続けた。

それが自分の仕事だったから。そうしたら、嬉しいことに、大勢の人たちからメッセージが届いたんだ。

無意識に耳に入ってきただけなのに、音楽にどれほど大きく慰められたか、とね。

笑いの方は、さらに心の深いところを突いてくるものだと思う。

どれほど悲観的な状況にあったとしても、お腹を抱えて大爆笑、涙もポロポロでてきてしまい・・・そんな体験ができたとしよう。

これほど心を元気にすることはないし、「よし、またしばらく頑張ってみようというパワーも湧き上がってくる。

そして、そんな風に笑わせてくれる人は、きっと、心の中の一生の友達になると思う。

だから、ガイ、応援しているよ。どんどん皆の友達になっていってほしい。

ピーター・バラカン

ラジオやテレビのタレント,ニコニコ大使

_____________________________________________

私は父親になってからというもの、いつも子どもたちの笑顔にあふれる幸せな家庭を築く以上のことを願ったことはありません!子供を笑顔にするのはたやすいことですが、心に傷を負った子どもの場合、さらに誠実さ、思いやり、そして相手への理解力を持つことが肝心です。なかでも必要なのは、愛情です。子どもたちの笑い声と美しい笑顔ほど、世の中を明るくするものはありません!こうした信念を武器に、ガイ・トタロとそのニコニコ大使プログラムは使命を果たして行くのです。『ひとつ笑顔がこぼれるたびに…世界がかわってゆく!』をモットーに、ニコニコ大使は活動します。私はガイ・トタロとニコニコ大使のサポーターであることを誇りに思います。君も、ぜひ、サポーターに!
―セイン・カミュ

テレビのタレント,ニコニコ大使

_____________________________________________

存在の核心から流れ出る誠実さと思いやり。この二つと、アーティスティックなライフスタイルが結びつき、エネルギッシュな人物、ガイ・トタロ(Guy Totaro)を成しています。一人ひとりと対峙して話すときも、1000人の人を前にパフォーマンスを披露するときも、ガイのミッションはシンプルです。「ひとつ笑顔がこぼれる度に・・・・世界が変わっていく」。先の東日本の震災で被災した子供たち、そして全ての人たちの中にいるインナー・チャイルドが必要としているのは、人々の純粋さ、誠実さ、そして思いやりの心なのです。ニコニコ大使として、ガイほどの適任者はいません。ニコニコ大使スマイル・アンバサダー・プログラムは、ケアを必要としている子供たちを助けるという目的を達成するための手段です。ガイのこの素晴らしい活動をご支援下さい。

デイビッド・クレイパッチ

デイビッド・クレイパッチは世界レベルのジャグラーであり、ストリート・パフォーマーです。カリフォルニア州立大学ロングビーチ校の「精神看護士」プログラムを卒業し、看護学修士号を取得しています。また緊急事態ストレス・デブリーフィング(C.I.S.D.) および心的外傷後ストレス障害(PTSD)の予防と治療に関するトレーニングを終了しました。デイビッドは「スマイル・アンバサダー」の取締役兼ツアー・チームの一員です。

_____________________________________________

岩手県被災地の学校でこころのケアにあたっているカウンセラーより

9月12日。体育館に入るなり、一人の子どもが持っていた虫かごを手に取り、それを耳にあて、「むしむし~」と電話の「もしもし」にひっかけて、まねごとをしたガイさんに、大爆笑した子どもたち。

その人が誰なのかも、どこから来た人なのかも、無論、信頼関係を築く間もないのに、子どもたちが「自分の中にはいってきていいよ」と、心の中でOKサインを出した瞬間だったように思います。

同時に、私もその瞬間に立ち会い、ぐっとこみあげてくるものがあり、言葉ではうまく表現できませんが、私が探していたものは、こういうことだったのかもしれない・・・と感じた、つながった瞬間でもありました。

震災後からずっと、「あんなに怖い体験をした、かわいそうな子どもたち、辛かっただろう、大丈夫だろうか」と、どこか腫れものに触るように扱ってしまうところがあって、どんなケアが個々に合

致するのか、ドキドキしているところもあります。

ですが、その被害状況の大小にかかわらず、「楽しい」と感じることは、子どもの心の栄養であることは、間違いありません。

震災後、多くの芸能人の方や、団体の方がいらしてくださいましたが、ガイさん達の活動は、それらとは少し違うように感じています。笑いや色彩を通じて、楽しいと感じることは、もちろんのこと、他に大切なことは、親近感があって、そこにぬくもりやあったかさを感じて、「また会いにきてね」が叶う、「つながっている」ことが実感できること。まさにそれが、ガイさんの活動で、そんな体験を子どもたちにさせてあげられたら…と思うのです。

(それには、1度だけではなく、何度か来ていただけると、ありがたいです。)

子どもたちが、この体験を増すことで期待している効果は、「自分の力で、考え方を少しずつ変えていけるようになること」だと思います。最初は、「震災にあい、辛い体験をした」という点しか見ることが出来なかった自分も、だんだんとそれを広いスペースの中の1点として、見ることができるようになっていく。そして、考え方を変えていくということが、ゆくは、自分を見つめることになっていく。私は、子どもたちの健康な心の機能が回復していくことを願っています。

健康な心が機能すると、きれいなものを見たら、「きれい」だと感じたり、素敵な音楽を聞いたら、「また聴いてみたい」と感じたりするはずです。また、自分に素直に向き合って、自分を大切に思えるようになると、自分の周りの人も大切の思うようになるはずです。

311後、多くの先生方が、子どもたちに笑顔を取り戻すために、奮闘してきたことと思います。私も

その一人です。ですが、半年が経過し、今思うことは、瞬間の笑顔ではなく、明日につながる笑顔が

最も必要です。その為に、お力を貸していただけるのであれば、本当にうれしく思っています。

_____________________________________________

私の息子と娘は大槌町で津波に襲われました。かろうじて高台にのぼり命は助かりましたが,

ひなんして,10分後に小学校を含め街全体が津波に飲み込まれました。

自分たちが住んでいた家は,津波の後におこった大規模な火災で焼失しました。

高台から自分たちの家が燃えているのを見ていたそうです。

火の勢いは凄まじく次々と車に燃え移り「バーン,バーン」という大きな音が響き渡ったそうです。

小学校は4階まで燃え広がりました。

火の手は瞬く間に高台の体育館近くに燃え移り,道路を挟んだその先で消防団によって消し止められました。

夜はカーテンの奪い合いでした。カーテンは毛布代わりに使われましたが,1000人以上が小さい体育館に詰めかけ,大人が多く子どもたちには行き渡らなかったそうです。

ご飯も2日間は不足して一個のおにぎりをみんなで分けて食べたそうです。

あれから1年経過しましたが,あのときの記憶は忘れることができないようです。

今でも,夢に出てくるようです。

この前は新しい小学校が燃えている夢を見たそうです。

このようなことは私も娘や息子だけではありません普段は口には出しませんが心の中にはまだ恐怖と不安が残っているのです。

このような子どもたちには,前向きに生きようとする気持ちを周りの人たちが認めてあげることが必要です。

笑顔はそのきっかけを与えてくれます。笑顔は,その人が認められたときに出てくる正直な気持ちです。

笑顔になると周りの人たちも笑顔になります。

がいさんの活動はたくさんの子どもたちに笑顔を与えました。

そして,子どもたちの笑顔は大人たちの笑顔を作りました。

ある日のことです。

大槌小学校の避難所である少年自然の家を訪問しました。

お昼休みに正面玄関でガイさんは演じました。子どもたちは自分たちの遊びがメインです。

最初は2人だけでした。

それが,3,4人と数が増え最後は先学年の生徒がガイさんの活動に拍手喝采していました。

気がつくと校長先生はじめ先生たち全員が玄関で拍手をしているのです。

生徒たちもそして先生たちも全員が笑顔でした。

私の息子の担任が言いました。

「こんなに子どもたちが笑顔になったのは初めてでした。

子どもたちを見て私も笑顔になりました。

ほんとに感謝しています。ありがとうございます。」

ガイさんの活動は,子どもたちを笑顔にするだけでなく大人たちにを笑顔にします。

それだけでなく,多くの子どもたちの様子をジッと観察しながら活動する忍耐強さを兼ね備えています。

自分だけがパフォーマではなく子どもたちと一緒に作り上げるものであることをよく心得ております。

ガイさんはとても心優しく,弱者の気持ちに寄り添って行動できる素質を持っています。

どこの避難所に行っても歓待されています。

被災にの復興,振興のためには笑顔がいちばん大切です。

ガイさんの活動をこれからも応援したいと思います。

_____________________________________________


パートナー